今日の英単語 exude
先週のTOEIC公開テストを受験された方、お疲れさまでした。
あんな長丁場でキツい試験を受けて、受験された方にはほんとうに頭が下がります。
今回自分は受験していないんですが、ツイッターで見た限り、フォームによってはかなり難しかったみたいですね。
みなさんのフォームはいかがでしたか?
新しいイギリス人ナレーターが特に厄介だったって森田先生もおっしゃってましたね。
あとはパート2の返答が攻めすぎてるとか。
今年の3月に自分も公開テスト受けたんですけど、そのときもパート2は攻めてましたね。
Q. 〇〇について知ってる? A. 今日帰ってきたばかりなんだ。
みたいな(笑)
いやいや、まず知ってるか知らないか答えなさいよ。
TOEICっていつから語用論的推測を飛ばすゲームになったんですかね。
最終的に行き着くところまで行ってしまえば、全部答えとしてありになっちゃうんじゃないですかETSさん。
それから近頃の傾向として、いわゆる難語にあたる単語がバンバン出題されているとか。
今回もツイッターで見かけただけでも、"quench"「(渇き)を癒す」とか"lubricate"「油を差す」、"jargon"「専門用語」なんかが出ていたみたいです。(それぞれに対応するSVLは12,12,9)
3月に受けた公開テストの自分のフォームでは、"champion"って単語の言い換えとして"supporter"「支持者」を選ばせる問題が出てましたね。
ETS、なかなかのドSです。
さて、TOEICの単語が難化傾向にあるということで、今回は、TOEICにも出題歴のある難語を一語紹介したいと思います。
過去に出題された前例があるということで押さえておく価値はありますよね。
そんな感じで今回紹介するのは"exude"「にじみ出す」です。
見るからにわたしたちになじみのなさそうな感じが「にじみ出て」いますが、一応SVL12に掲載されている単語です。
一説によると"(x)ude"の部分が"sweat"「汗」を意味しているため"ex"「外へ」と合わせて、「(汗が外へ)にじみ出す」という意味になるとか。
"(x)ude"が"sweat"「汗」を意味していた根拠になるかはわかりませんが、実際にジーニアスやオーレックスで同語を引いてみても、「(汗などが)にじみ出る」って括弧つきで記されているんですよね。
実際に使われる際は"The plant exudes a sticky liquid."のように汗に限らず液体を目的語にとることが多いみたいです。
そこから転じて、感情名詞も目的語として取ることもできるみたいです。
それにしても、"exude"がTOEICのどの文脈で使われてたんですかね。
そんな感じで今日の英単語は"exude"「にじみ出る」でした。
自分は12月にTOEIC受験予定ですけど、その際にどんな単語でわたしたち受験者を驚かせてくれるか楽しみですね。
勝負だETS。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。